第二回オペラ企画「コシ ファン トゥッテ」

ハルモニームジーク番外編 演劇×歌劇 「コシファントゥッテ 」無事終演しました。

たくさんのお客様にご来場いただきましてありがとうございました!!

若者は自撮りが上手い(笑)


と言うことで五月に引き続きオペラ企画です。

オペラって総合芸術なんて言われるけど中身はくだらないんだよなぁ、それをどうにかわかりやすくできないかなー、なんて思って企画しました。

歌は原語でそのまま、レシタティーボは無しで日本語の演劇で曲間を繋ぐと言うスタイル。

五月の好評を受け、八月は二日公演。どちらもほぼ満席での上演となりました。

たくさんの方々にお越しいただいて感謝に絶えません。

今回も脚本と演出は朱木雀空さん。私の大好きな演出家で俳優です。

前回のフィガロでの経験も踏まえて今回はもっと演劇を歌と融合させた脚本になりました。

↑練習風景

雀空さんにとって歌手たちの演技は新鮮だそうです。

普段、舞台俳優では出ない雰囲気が出てるのがとても面白いのだそう。自分の思い描いている世界を再現しようというより、役者の素材を大事にして全体をまとめようとする彼の演出スタイルに二回目となる出演者たちは慣れてきている感じもしました。

一日目の本番後は四人で反省会。本番のビデオを見ながら色々なことをチェック。

複数本番だと本番ごとに色が違うのも見どころですね。

どれが良いと言うわけでもなく、改善するところもあるし、これをやってみようと新しい表現に挑戦する時もあります。今回、二日ともいらしたお客様もいらっしゃいましたがいかがでしたでしょうか?

今回もオケパートはフルート、ファゴット、ピアノの三重奏。ピアノだけではないところがこの企画の良いところだと言うお客様もいらっしゃいます。今回も「楽器が良かった!」というお言葉をいただきました。

編曲の小平さんにはいつも感謝感謝です!!!

今回は全く初めてのお客様もいらして、中には小学生のお子様もいらっしゃいましたがずっと笑ってくれてました。一番前で笑っているので歌手も印象に残ったようで、「小学生の笑顔が元気を与えてくれた」と言っていました。

こういったコンサートはどうしても出演者のファンを中心に客席が埋まりますが、今回、企画を見てご興味を持たれてご来場された方が数名いらっしゃったことがとても嬉しいです。

これからどんどんと広げていきたいです。もちろん、ホールでの上演もそのうちやりたいと思っています。


ゆっくりと次回作も企画していきたいと思ってます。


さて、ハルモニームジークは基本的には第二水曜日の開催です。

九月は通常通り第二水曜の開催。そしてコンサートの題名どおり「ハルモニームジーク」の演奏形態、管楽八重奏です。

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ハルモニームジーク vol.9

〜恋人たちの学校と夜の音楽〜

9/11(水)

18:30開場

19:00開演

一般 4000円 学生 3000円

(飲み放題、軽食ビュッフェ付き)

池袋オペラハウス

JR(山手線・埼京線・湘南新宿ライン)・西武池袋線・東武東上線・

東京メトロ(丸ノ内線、有楽町線、副都心線) 池袋駅北口から徒歩6分

https://opera-house.tokyo/access/

プログラム

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト

歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」(J.N.ヴェント編曲)

セレナーデ第12番「ナハトムジーク」ハ短調 K.388

『恋人たちの学校』という副題のつけられた恋愛コメディ「コシ・ファン・トゥッテ」。前回はコメディオペラ版で大好評を博したハルムジの「コシ」。今回はハルモニームジーク本来の演奏形態、管楽八重奏版での演奏。オペラが上演できなかった地方ではこの八重奏版で多くの貴族たちがウィーンの流行曲に思いを馳せていたのです。もちろん音楽だけでなく、主宰の蛯澤亮による語りと共にお送りします。

メインにはモーツァルトが書いた管楽八重奏の名曲「ナハトムジーク」。あの有名な「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」の前に書かれたセレナーデ。重厚でシリアスな大曲を若手中心のメンバーで挑みます。ご期待ください!

オーボエ 木原亨、水口優

クラリネット 若林悠人、佐本浩美

ホルン 小谷晋一、栗原裕樹

ファゴット 蛯澤亮、荒井涼


予約フォーム

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コシファントゥッテ 、管楽八重奏版!!当時の編曲です!当時の地方貴族が聞いた編曲です。

ご予約お待ちしております!



蛯澤亮

Ryo EBISAWA's Official site

ファゴッティスト 蛯澤 亮

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